札幌から見える山
2013年 01月 22日
我が家からも東西南北それぞれ山が見える。
うちから見える山の名前くらい知っておきたいと思い、札幌から見える山の名前を調べているうちに、その名もずばり「札幌から見える山」、という本があることを知った。
買おうと思い探したがすでに絶版になっていて売っていなかった。
図書館でこの本を見つけ、知りたい山の名前を調べることができ、また調べたい時にここに来ればいいかーと思っていた。
そんなおり、昨年暮れに友人からこの本が送られてきた。
このブログの山の記事のコメントで私がこの本にご執心なのを知り、お手元にあったこの希少本を送ってくださったのだ。ありがとうございます!!!
手元に届いた本、あらためて見てみると、とてもいい本。
写真と絵と文章でそれぞれの山がすっきりと紹介されている。
あとがきに素人たちが作ったと書いてあるが、文章も絵も写真も、それぞれの山に対する愛情に満ちている。
本のカバーの夕焼けのシルエットの写真、一目見てどの方角かがわかった。
右側の山は我が家から東の方向に見える特徴のある夕張岳のシルエットだ。
久しぶりに夕張岳とピンネシリが見えたので、あまりいい写真は撮れなかったけれど、ご紹介します。
▲夕張岳 我が家の東側のベランダから、東の方向。標高1668m。
黄色いトンガリ屋根の右側に見える長い尾根の山が夕張岳。
本の夕張岳の項はこのようになっている。
夕張岳は塩基性岩でできているため、高山植物の種類が豊富と書いてある。筆者は科学者かな?
私にはこんな記述がとても面白い。
ちなみに去年この家を初めて見にきたときに、たまたまこの夕張岳が見えていた。(その時は名前を知らなかったが)。
夕日に輝いていて、息を呑むような美しさだった。
▲ピンネシリ 我が家の東側のベランダから、北東の方向。標高1100m。
本には貼り絵のピンネシリ。
ピンネシリとはアイヌ語で「男山」の意味で、「賓根知山」とも表記されるそうだ。
(写真は2013年1月17日午後4時撮影)
北海道の山の名前はアイヌ語が多いのでエキゾチックですね。中にはかわいそうな山があって、夕張岳の左側にきれいな円錐形の山があるのですが(写真には写っていないのですが)、名前がついていなくて、通称夕張マッターホルンと呼ばれています。
山登りに行きたいのですが、うちのおじさんが滑り降りる方にしか興味がなくて・・・・でも山を眺めるのは好きなので、山を見に、楽な山には行きたいなと思っています。