ヴィオラマスタークラスのニューイヤーコンサート
2016年 01月 11日
コンサートを聴いてこれまた、びっくり。
最後のヴィヴァルディの「四季」はこのマスタークラスのために小早川麻美子さんが編曲したヴィオラ合奏版です。ヴィオラは4パートに分かれていて、ヴァイオリンのソロのパートが6人に振り分けられています。ソロヴィオラ6人トゥッティのヴィオラ12人の総勢18人がステージ上に並んだ姿は圧巻でした。
世界的なコンクールの優勝者の方も多く、ワールドクラスの演奏でした。というかこの曲はここでしか演奏できないですね。
「四季」のヴィオラというと、春の2楽章の犬の鳴き声(?)を思い浮かべますが、それはヴィオロンチェロ・ダ・スパッラが演奏していました。
ヴィオラの合奏なのに・・・こんな軽やかな「四季」は初めてです。
世界初演に立ち会えて幸せでした。スタンディングオベーションしてしまいました。
今朝の北海道新聞にコンサートのことが載っていました。
写真はブランデンブルグの6番、実はこれが聴きたくて行ったんです。
ヴィオラ・ダ・ガンバのパートをヴィオラとヴィオロンチェロ・ダ・スパッラがやっていました。このヴィオロンチェロ・ダ・スパッラという楽器、初めて見ましたが、超小型のチェロを胸に抱えて弾いている感じです。
演奏は素晴らしかったです。
ブランデンブルグの6番、大好きな曲ですが、もう20年以上弾いていません・・・やりたいなあ・・・