札幌移住
2012年 07月 08日
新居は札幌市の中心部を流れる豊平川(とよひらがわ)に面した建物の8階。
居間から豊平川が一望できる。→
川の向こう、遠くに山が見えるときもある。夕張あたりだろうか。
川岸は公園になっている。
川岸に下りてみる。
川にこんな鳥がいたけど、カモメ??
豊平川には秋になると鮭が上ってくるそうだ。四季を通じてこの川かどんな移ろいを見せてくれるのか、楽しみ。
新居があるのは豊平川と中島公園に挟まれた地域で、ホテルやマンションが林立している。
すぐそばのKITAホテル。(右側のグレーの建物)→
こじんまりとしたおしゃれなホテルで、朝食がとても美味しい。
札幌はニューヨークと似ているところがあると思う。
実際私たちが札幌に移住すると言うと、何人かの人たちから「札幌はニューヨークに似ているもんねー」と納得された。
札幌市の人口は190万でマンハッタン島の人口とほぼ同じ。
規模が全然違うとはいえ、いくつか共通点がある。
例えば、
● 道路が碁盤の目で、住居表示は〇条〇丁目。
● 都心にアパート(マンション)が多く、都心に多くの人が住んでいる。
● 都心に公園があり、多くの人たちが利用している。
● 都心の道路は一方通行が多い。
● ↑ のせいか、信号無視をする人が多い。
● 冬寒い。NYの方が乾燥しているので寒さがきつい、というのが両方に住んだことのある人たちの大方の意見。雪は札幌の方が多い。
● イベントが多い。
etc.
一番感じるのは公園とのかかわり方がNYと似ていること。都心の公園は周囲の住民の生活の一部になっている。
NYではセントラルパークとハドソン河畔のリバーサイドパーク、どちらへも徒歩5分のところに住んでいて、犬がいたせいもあり、公園に行かない日はなかった。公園の芝生で犬とくつろぐ・・・首都圏ではかなわぬ夢が札幌で実現する。しかも、豊平川畔、中島公園、どちらにも徒歩1分。
中島公園に入ったところは芝生が広がっている。
この公園にはコンサートホールや、文学館、体育館などがある。
体育館には徒歩2分、コンサートホールへは徒歩5分!
これはNYにはなかった便利さだ。
それとNYになかったことは山が近いこと。
西側のベランダから山並みが見え、手稲のスキー場の山頂部分が見える。
一番近いスキー場は藻岩山スキー場で、車で15分くらい。
NYではスキー場まで車で2時間かかった。
アメリカに住む知人に札幌移住を知らせたところ、NYと雰囲気が似ているね、と納得され、
「一度ニューヨーカーになると、一生ニューヨーカーなんだ」と言われた。
ニューヨーカーになったことが我々の札幌移住の後押しをしたことは間違いない。
このブログで、今度は北海道から吹いてくる風のたより、楽しみにしています。
ちなみにホテルの部屋から新居が見えました。
また、近所を歩いていたら大きな楽器屋ヤマハがありました。ホールや練習室もあるし、弓の張替え、楽器の調整もやっています。便利~ でも練習室はキタラの方が近いかな。
音楽的にもこんなに便利なところに住むのは初めてです。
行くたびにいろいろ発見があり、これからどんな発見があるか楽しみです。
NYから帰国、あっという間にいなくなっちゃう。
寂しいですなああ。
我々の常宿はKITAホテルに決定ね。
んで、合奏はキタラ?なんだかわからないけど。
来年にはみんなで押しかけられるかな?
とにかく、札幌で会いましょう。冬季オリンピックのスローガン?
札幌オリンピックの時、札幌におりました。学校で15000mのスケート見に行かされたっけ。15分間ひたすら寒さに耐える・・・の繰り返しでした。
中学のころ学校の音楽教室で札響聴きました。当時ファゴットが売り物で、モーツァルトのファゴット協奏曲を聴かされて、退屈した記憶があります。中学の音楽教室にモーツァルトのファゴット協奏曲は如何なものか・・・その時の指揮者がペーター・シュヴァルツさんで、後に東北大のオケを振られ、名誉指揮者になりました。
今の札響のコンサートマスター大平まゆみさんは仙台出身でお父様は大学教授、私習ったことがあるんです。お父様とバイオリニストのお嬢さんの話をよくしました。妹さんは大学のオケでの後輩でした。不思議なご縁を感じます。
いまPMF音楽祭たけなわじゃないでしょうか。日本版タングルウッドで、これも一度見学に行きたいものです。
戸沢さん、そんなお名前だった記憶があります。母が「今度札響に戸沢さんていう上手なファゴットが入ったんだって~」て言っていました。札響はニューヨークフィルと同じように、わが町のオーケストラですね。
PMFも最後の方に間に合うので楽しみにしています。