立春
2014年 02月 04日
「寒中の木の芽」
春の枝に花あり 花散りて後に
夏の枝に葉あり 葉落ちて後に
秋の枝に果あり 果失せて後に
冬の枝に慰(なぐさめ)あり 芽は枝に顕る
公園のハクモクレンは薄緑の綿毛に覆われた芽をつけています。
冬囲いされたアジサイにも芽が。
公園の温度計は-4℃。 温度計の前のサクラの枝にも硬い芽がついています。
木の枝先に芽が顕れたのは冬の始めのまだ雪が降らないころ。
木の芽は厳寒の冬をじっと耐え、春に芽吹くのです。
春まだ遠し。
でもその芽に春の兆しを感じました。
一昨日私が所属するオーケストラで演奏したルロイ・アンダーソンの"The First Day of Spring"を口ずさみながら散歩しました。