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パユのバディヌリ

札幌コンサートホール・キタラにベルリン・バロック・ゾリスデンwithエマニュエル・パユのコンサートを聴きに行った。

曲目は、

C.Ph.E.バッハ: シンフォニア ロ短調 Wq.182-5

パッヘルベル: カノン ニ長調

J.S.バッハ: ブランデンブルク協奏曲 第5番

~~~休憩~~~

テレマン: フルート協奏曲 ニ長調

J.S.バッハ: 音楽の捧げものより6声のリチェルカーレ

J.S.バッハ: 管弦楽組曲 第2番 ロ短調
(序曲・ロンド・サラバンド・ブーレ・ポロネーズ・メヌエット・バディヌリ)


かの世界的に有名なフルーティスト・パユが世界的なアンサンブルとともに、私の大好きなブランデンブルグの5番や管弦楽組曲2番を、すぐそばのコンサートホールで演奏するとあっては何としても聴きに行かなくてはならない。

去年のうちから一番安いB席4000円のチケットを買ってあった。

ベルリン・バロック・ゾリスデンはバイオリン7人、ビオラ2人、チェロ・コントラバス・チェンバロ各1人のこじんまりした編成。ピッタリと息の合った、躍動感溢れる演奏だった。

私はブランデンブルクの5番の1楽章のチェンバロが大好きなのだが、大ホールで聴くチェンバロはやはり音が小さすぎる・・・

テレマンのフルート協奏曲はパユの本領発揮という感じ。

6声のリチェルカーレ、私が高校時代にとても親しんだ曲で懐かしかった。管弦楽組曲第2番も高校時代からさんざん弾いてきた曲で、ポロネーズやメヌエット、バディヌリは余興などで弾くこともあった。ここでもパユの本領発揮。最後のバディヌリは凄かった。装飾音がたっぷりついて、勢いがあり、音も素晴らしく、とにかく、凄かった。

ベルリン・バロック・ゾリスデン、バイオリンに日本人の町田琴和さん、チェロも女性、それ以外は男性だった。軽やかで、自由自在という感じだった。チェロの装飾音、トリルの入れ方、弾き方など大いに参考になった。

アンコールはC.Ph. E. バッハのフルート協奏曲ニ短調の第3楽章。これがまた、凄かった。パユもアンサンブルも。


パユ、初めて聴いたけれど、伊達に有名じゃあなかったのだ。思っていた以上の素晴らしいフルーティストだった。
ちなみに、アメリカではパユのことをパフード(スペルはPahud)と呼ぶ人がいるらしい。
Commented by kvvzoeer at 2022-07-04 01:47 x
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by tamayakko-vc | 2014-02-25 22:22 | コンサート | Comments(1)

風のたより

ニューヨークから戻ってきて、札幌に引っ越しました。


by ココ