あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
今年も恒例のお雑煮つくりました。
鶏ガラと鰹節のだしで醤油と塩味、大根と人参の千切り、鶏肉、かまぼこ、それにセリといくらが入ります。
いくらは9月に旅した稚内のお寿司屋さんの店主直伝の方法でつくり、冷凍しておいたものです。
ところで、北海道のお雑煮ってそれぞれのルーツのお雑煮を継承していて面白いんです。
隣のおうちでは全く違うお雑煮を食べている・・・
首都圏もそうかも知れませんが、北海道はより顕著です。
私の母は札幌生まれですが母方のルーツは宮城県の北部なのでいくらが入ります。
地元のある場所で皆さんに「お雑煮にいくら入れますか?」と聞いたらほとんどの方から「えーっ? いくら?」とびっくりされ、お一人だけ「うちは入れますよ」と答えたのは岩手の盛岡出身の方でした。
仙台の高校の札幌支部の同窓会で聞いたら(私は高校は仙台です)、全員がいくらは必須アイテム。他の重要な具(人参と大根の千切り、鶏肉、セリ)も同じでした。
年末の日経新聞に北海道のお雑煮のことが載っていました。(筆者は北翔大学名誉教授の小田嶋政子さん)
多くの人が内地から移住してきた北海道ではそれぞれの出身地のお雑煮を食べているという内容です。
北海道では出身地を地名にすることがありますが、香川出身者の地域、
洞爺湖町香川
苫前町香川
室蘭市香川
ではいずれもあんこ餅の入ったみそ仕立のお雑煮だそうです。
漬物も家々で違うようです。
札幌のスーパーでは秋になると様々な漬物の具材が並びます。
お雑煮の具材も同じです。
私が首都圏に住んでいた時はセリを探すのに苦労しました。
札幌ではどこにでも売っています。
セリのことを書いた記事がありました。
最近は人に会うとお雑煮と漬物のことをよく話題にします。
話がいつも盛り上がります。