やはり素晴らしかった。竹澤恭子さん。プロコフィエフの世界に誘(いざな)われました。札響もとてもよかった。
竹澤さんのコンチェルトを聴くのは10年位前、ニュージャージーでベートーベンのコンチェルトを聴いて以来。あの時もベートーベンの世界に浸りました。
プロコフィエフの2番を聴くのはやはり10年位前、ニューヨークでロンドン響、レーピン、ゲルギエフで聴いて以来。この曲大好きです。
ニューヨークで聴いた時の記事です。
竹澤さんとのコンチェルト、私たちも楽しみましたけれど、札響の方々もさぞや楽しかったことと思います。
それぞれのセクションとの競演が見事でした。特にコントラバスが印象に残っています。
アンコールも素晴らしかった。キタラだからこそこの響きを、余韻を楽しめたと思います。
チャイコフスキーの田島さんのソロ、クラリネットも素晴らしかったです。
サンサーンスもとてもよかったのですけれど、最後の余韻が鎮まる前に拍手が起きてしまった・・・それが唯一ザンネンでした。