ブリュッセル2日目
2008年 10月 03日
気合をいれて、王立美術館へ向かった。ホテルからは、グラン・プラス、ギャラリー・サンテュベール、王立美術館いずれも近い。美術館の入り口がよくわからず、手前の図書館に入って道を尋ねた。
「入り口は向こうにあるけど、今日は月曜日だから閉まっているわよ。」
がーん。
「ヨーロッパでは月曜日はどのMuseumも休館よ。」 当然のことのように言う。
そんな。ガイドブックには“無休”と書いてあったのに。だからわざわざ昨日ではなく、今日にしたのに。
旅の教訓:ガイドブックは信用するべからず。重要な情報は自分で確認すべし。
諦め切れずに入り口まで行く。月曜は休みとしっかり書いてある。
15世紀のフレミッシュ、ルーベンス、楽しみにしていたのに。
今回の旅の目玉だったのに。
傷心の体で、ブリュッセル公園の中を歩いた。日ごろ手入れが行き届いたセントラルパークを利用している身には、なんともうらぶれたさびしい公園だ。人は殆どいない。掃除もされていないし像にまで落書きされている。
しょんぼりしていても仕方がない。ホテルに戻って作戦を練り直した。
結局、ホテルのすぐそばから出ている観光バスに乗ることにした。乗り降り自由の2階建てのバスで、ニューヨークでもよく見かける。
ブリュッセルの街の大きさを実感した。高層ビルが立ち並ぶ一角もある。EUの本部があるあたりには、ホテルもいっぱいある。観光客に人気のある歴史的な地区はほんの一角に過ぎなかったのだ。
お腹がすいたので途中下車して昼食をとることにした。近くの大きなレストランに入った。ビジネス街なので、スーツ姿の人たちが大勢ランチを食べている。
実はブリュッセルに着いてからずっと気になっている食べ物があった。ベルギー名物のワッフルにクリームが山盛りになっているものだ。それを売っているお店は行列ができていて、食べながら歩いている人を何人もも見かけた。
ここのレストランにもあった!迷わず注文する。クリームはさらっとしていて軽い。このクリームならどんぶり一杯でも食べられる。ワッフルはサクサクしている。
満足して元気になった。
さらに観光バスに乗って、一回り見物してからホテルに戻った。バスに乗っていて見かけた公園に歩いて行ってみた。ヨーロッパらしい花のきれいな公園だ。
ホテルに戻りがてら街をぶらついた。観光客が来ないようなところは結構落ち着いている。
北欧に行ったのは一昨年の10月、tamaちゃんちに行ったのは昨年の10月、また10月が巡って来て、思い出が胸に蘇えって来ています・・・。
私はいつもは旅先でほとんどお土産を買わないんですけど、今回はウィンドウ・ディスプレイにつられて、ちっちゃなレースとチョコレートを買いました。